歴史・理念・ご挨拶
日本書字文化協会は2010年2月、東京都中野区に本拠を置き、完全非営利型の一般社団法人としてスタートしました。全ての人が使う文字に関わる団体として公共性を大事にしています。日本語の継承発展と良き伝統文化の伝承を目的に活動。書写書道の技術と共に、言葉の感覚、文章を書く力が育つよう工夫をした事業を展開しています(事業紹介の各項目参照)
幼稚園教育要領、小・中・高校学習指導要領に準拠し、学校教育を大事にするとともに、それを下支えに、生涯学習として書写書道に親しむことを大きな目標にしています。
書文協版eポートフォリオの活用書文協教育目標
検定・ライセンス取得、大会受賞記録などを独立サーバに保管、適切な開示請求によって本人に書文協認定成績証明書として交付します(要手数料)。AO、推薦入試など授業外の自主活動が重視される様になり、書文協の個人情報システムは各教場・教室をサポートするシステムとして利用されています。大学入試で利用されるeポートフォリオ書文協版として注目されています。
書文協教育目標
- 書写書道の学びを通じて人格の向上を目指す。
- 学習指導要領にのっとり基礎基本(型)の徹底的な習得を第一とし、その上で型から出て書芸術の世界を学ぶ。
- 技能とともに文字の学びを通じて言葉の力を育てる。
- 手書き文化の振興に貢献し、伝統文化の継承に努力する。
- 目標を同じくする教場とともに、職業としての書写書道の確立に努力する。
会長 大平理恵ごあいさつ
日本書字文化協会(書文協)は卓越した指導方法に基づくテキスト、手本を発行しています。書文教で学べば、誰でも、何歳から習い始めようとも必ず、字が上手に書けるようになります。
書文協は、学習指導要領に沿って小中学校の書写と高校の芸術書道を一貫した理論と技術で教えてまいります。また、言語能力を育てようという教育界の流れに応えて、文字を書く技術だけでなく、ことばの力も身につく学びを進めています。検定や指導者ライセンス(資格)など、書文協での履歴は受験など学校教育でも高く評価されるでしょう。
付属の直接指導機関として書写書道専修学院(中野本部教室、東京・青梅教室)を運営しているほか、各団体の要望に基づく地域講習会を開催しています。お互いが切磋琢磨し、ともに学び合う中で能力を伸ばしていく「一芸としての書写書道」を目指して参ります。
大平理恵プロフィール
大平の書く文字は、書写の持つ実用性と書道の審美を兼ね 備えた「用美一体を極めた書風」と評価されています。1965年。東京都出身。2児の母。大東文化大学出身。かつて書道全国組織の会長・理事長を務め、早くから同会の大会参考手本の揮毫を一身に担ってきました。全ての人のために 文字書きを教える公共的団体を、と中野に書文協を立ち上げました。
著書多数。テキスト発行欄をご参照ください。