月刊書字文化

~日本書字文化協会機関紙 No82~
令和2年(2020年) 9月号

 

◇第9回総合大会の今後の日程
◇第9回伝統文化大会の実施要項(予定・抜粋)
◇府中市・北山幼稚園で毛筆作品の展示会

一般社団法人日本書字文化協会(書文協)
本部 〒164-0001 東京都中野区中野2-11-6 丸由ビル3階
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7/4開設の多摩支部、多摩教室へは書文協本部経由で連絡を取ります
付属書写書道専修学院
本部中野教室  本部住所と同
多摩教室    東京都羽村市、多摩支部内

第9回総合大会・今後の日程

例年より2か月程度遅らせて実施しています第9回全国書写書道総大会は、以下のスケジュールによって実施致します。

<締め切り>
・令和2年度ひらがな・かきかたコンクール:9/18(金)
・令和2年度全国学生書写書道展(席書の部):9/19-10/18の間に実施
・同(公募の部):10/23(金) 席書の部も同
・令和2年度全国硬筆コンクール:10/23(金)

<中央審査会>
・10/29(木) 都内施設(予定)
今回は会員の傍聴は行いません。

<第一次発表、10月末>
・ひらがな・かきかたコンは2段階発表とします。
1次発表は出品者全員に授与される本賞(特選、金・銀・銅賞)
について発表します。10月末、団体ごとに賞状・副賞を発送することで発表とします。

<第2次発表、12月初旬>
・全国学生書写書道展、全国硬筆コンクールの出品者全員の審査結果、およびひらかな・かきかたコンクールを含め全体の約1.5%に授与される特別賞(文部科学大臣賞から奨励賞まで)について、12月初旬に賞状・副賞を発送します。

<上位入賞者のホームページでの発表、11月下旬>
・第2次発表に先立ち、11月下旬、上位入賞者の氏名をアップします。また、上位入賞者の作品はホームページにできるだけ早くアップします。

<優秀作品展示・表彰・交流会は中止します>
・例年、東京・中野ゼロホールで開催してきました標記行事は、今年度は行いません。時節柄、密を避けるため、また全国からの移動が必要となるためリスクを軽減したいと思います。ご理解ください。

<学校・教育委員会・自治体への顕彰依頼>
・12月中旬までに依頼文書が到達するようにします。

●席書大会実施で2週間前までに書文協本部に会場認定申請を出す際に留意していただきたい点を、書文協ホームページに掲載しました。ホームページ中央のお報せバナーからご覧ください。

第9回伝統文化大会・実施要項

2020年度の第9回伝統文化大会は、昨年通りの実施要項で開催する予定です。以下に実施要項(予定)の抜粋をお知らせします。教場指導者の先生方におかれましては、生徒さんたちを「今こそ書写書道の学びに励もう」と督励してください。ただし、マスク・手洗いの実行、三密を避けるなど徹底した防疫をお願いいたします。

<構成コンクール>
・2020年度全国年賀はがきコンクール(硬筆、指定課題)
・2020年度全国学生書き初め展覧会(毛筆、指定課題・自由課題)
共に公募のみ

<日程>
・指定課題発表  9月30日ホームページ掲載、月刊書字文化10月にも掲載予定
・出品締め切り  共に2021年1月22日(金)
・中央審査会   2021年1月下旬
・審査結果発表  2021年2月末
(審査結果通知書、賞状・副賞の発送をもって発表とします)
・上位優秀者の作品は、2月下旬に書文協ホームページにアップ予定です。

<学校・教育委員会・自治体への顕彰依頼>
・3月中旬までに依頼文書が到達するようにします。

<出品料>
据え置き、第8回と同額とします。単位:円/1点当たり・消費税10%込み
・全国年賀はがきコンクール
団体参加
幼児・小学生・中学生:550円
高校生・大学生・一般:880円
個人参加:1650円

・学生書き初め展覧会
団体参加
幼児・小学生・中学生:660円
高校生・大学生・一般:990円
個人参加:1650円

北山幼稚園で年長児の毛筆作品展

東京都府中市の北山幼稚園(山縣廸子園長)で8月23日から30日まで、年長園児たちが書いた毛筆作品の展示会が開かれました。同幼稚園は6年前から、正課授業に毛筆書道を取り入れており、年中児から1年かけて作品を仕上げ、毎年夏に作品展を開いてきました。今期で6期目となる年長児たちは約105人。多くの保護者たちが鑑賞、幼児ながら見事な筆遣いに感心していました。
同幼稚園での毛筆正課授業は「園児たちにも伝統文化に触れさせたい」という山縣園長の要望が書文協本部に寄せられたことから始まりました。学習指導要領では毛筆書写は小学3年生からとなっていますが、書文協では社会的貢献のための試行事業に位置付け、書文協中央審査委員の書道教育専門の先生の指導のもとに正課授業開催に協力。書文協教学参与の池田圭子を講師として派遣、正課授業に取り組んできました。
正課授業は月2回(1回90分)。園児たちを何グループ可に分けて、順次行います。今回はコロナの影響で今年3、4、5月は授業がなく、その代わり6月に5回、7月に2回の授業を行い、そのうち後半の5回は墨で実際に書いてもらいました。
指導力、教室などの環境整備に左右される面が大きいことは否めませんが、これまでの実績から、幼稚園児でも毛筆書きに集中できること、水書から始めて進めていけば、一定レベルの作品を仕上げることが立証されました。

保護者らから賞賛の声

今回の作品展について、展示会には多くの保護者が訪れました。「こんなに良く書けていてビックリ」と言う声ばかり。「と」の曲線がきれいだとほめる声も。園児らはまず水書きで始めてから墨書きに挑戦しました。「練習大変だったでしょうね。墨書きも随分頑張ったようだ」と園児らの努力を称えるお母さんたち。作品の下には、名前が鉛筆で書かれており、一層感心していました。

(北山幼稚園での2020夏作品展示会から)